そげ胸とは?貧乳だけど胸が垂れている「そげ胸」の原因と改善方法について知っておくと安心な事まとめました。
- デコルテが痩せてしまい、ガリガリに痩せた印象になってしまう。
- 胸の位置が下がってしまい、老け胸にみられやすくなる。
- ブラの上部がカパカパして、ブラジャーがズレやすい。
- 胸にボリューム感を出すことが難しくなる。
胸が垂れ下がると同時に起こる「そげ胸」は、放置しておくとどんどんバストのカタチおよびボディバランスが崩れてしまいます。
ここではどうしてそげ胸になるのか?原因と改善方法を紹介しています。
そげ胸とは
そげ胸とは、バストの上部であるデコルテの脂肪がなく、肋骨が浮き出て見える状態のことを指しています。
通常バストのカタチはおわん型でデコルテにもふっくらと脂肪が付いています。
しかしそげ胸になってしまうと、バストの上部だけと凹みバストトップが垂れ下がった状態になります。
バスト全体の位置が下がってしまうと、通常のブラジャーではバスト上部に空白ができカパカパになってしまいます。
そげ胸は30代以降の女性に多く見られ、寸胴な体形に見えやすくなります。
そげ胸はバストが垂れ始めるサイン
実はそげ胸になる原因は加齢だけではありません。
カラダに合わない下着、授乳や姿勢の悪さ、生活スタイルなど様々な原因が重なって起きます。
ホルモンバランスが変化する40代からバストトップのボリュームが減りだしますが、現在は20代30代の女性でもそげ胸に悩んでいる人は多いです。
バストトップの脂肪が減り、痩せてくるとデコルテが骨ばって見えるようになり
貧相・痩せすぎ・老けて見えるなどの印象を持たれやすくなります。
そのため胸元の開いたファッションが似合わなくなったり、水着や下着姿が気になる様になってきます。
胸がしぼんだように見えるため、ブラが合わなかったりバストトップが下がっていると気づいたら早めのバストケアをするようにしましょう。
そげ胸になる4つの原因
冷え性など血行不良によるバストへの栄養不足
胸周りは意外と冷えやすく、胸のハリ・ツヤを保つためには血行の良さが大事になってきます。
30代以降になると女性ホルモンの分泌が少なくなり、血行不良に陥りやすく冷え性にもなりやすいです。
血行不良になると、美バストを保つための酸素や栄養を運ぶことができず、バストの栄養不足に陥ってしまいます。
元々女性のカラダは男性より体脂肪が多いため、冷えやすいです。
それに加え加齢で年々基礎代謝が落ちてしまうため、胸に十分な栄養が届かずしぼんでしまいます。
栄養不足になるとデコルテから痩せ、徐々に胸もたるんでいくためそげ胸が進行しやすくなります。
揺れや振動によるクーパー靭帯への負担
胸の内側から吊り上げているクーパー靭帯ですが、揺れや振動にはとても弱く
伸びたり切れたりしてしまうと、胸のたるみが起きデコルテが削げてしまい骨が見えてしまう可能性があります。
クーパー靭帯が切れたり伸び切ってしまうことによって、そげ胸になってしまいます。
そげ胸を改善するためには大胸筋や背筋を含む上半身の筋肉量を増やしたり、血行促進させることですが
胸の内側にあるクーパー靭帯を再生させることができれば、そげ胸を戻すことは簡単なのでは?と思います。
- 残念ながらクーパー靭帯を再生させることはできませんが、クーパー靭帯への負担を軽減させることは可能です。
クーパー靭帯への負担を減らすためには、サイズの合った行動に適したブラジャーを選ぶことです。
昼間は昼ブラ・運動時にはスポーツブラ・就寝時にはナイトブラなどがあり
それぞれブラジャーによって補正力やホールド力があり、バストが自由に動いてしまうノーブラよりかはクーパー靭帯への負担を減らすことができます
妊娠・出産・加齢による女性ホルモンのバランスが崩れている
10代20代中盤までは女性ホルモンも盛んに分泌されるため、ハリのあるキレイなバストをそんなにケアしなくても保つことができます。
女性は妊娠時、一時的に女性ホルモンの量が多く分泌されバストも大きくなります。
出産後に乳児に授乳をするための母乳生産のために、乳腺も発達していきます。
しかし産後は授乳に加え、多く分泌されていた女性ホルモンの量も徐々に落ち着いていきます。
バストトップが下にさがってしまい、徐々に乳腺も小さくなるため垂れ下がりやすい条件が揃ってしまいます。
女性ホルモンは産後に加え加齢でも減少傾向にあるため、適切なバストケアが重要になります。
運動不足による筋力低下
バストが削げてしまう原因のひとつに胸周りの大胸筋・広背筋の老化があります。
胸の脂肪は筋肉を土台にして成り立っていますが、その土台が小さくなってしまうと
上に乗っている脂肪がバランスを崩して、下へと垂れ下がってしまいます。
そして筋力低下することによって、血行不良も引き起こしてしまうため
胸を美しく保つために必要な酸素や栄養を受け取ることができずに、肌の老化も招いてしまいます。
近年デスクワークなど運動する機会が減っているため、猫背や反り腰になったりと姿勢も悪くなりやすいです。
筋肉が老化してしまうと、胸が垂れやすくなりクーパー靭帯へ負担がかかり
そげ胸が悪化しやすい状況が生まれてしまいます。
そげ胸からハリのあるおわん型バストに戻す|バストリメイク方法
定期的にブラジャーのサイズを見直し、シーンに合ったブラジャーをつけること
そげ胸を戻すためにまず始めたいのは、ブラジャーのサイズを確認する必要があります。
そげ胸になる原因はブラジャーのサイズが合っておらず、小さいものは締め付けて血行悪くしつつ横流れしたり
大きいものはきちんとバストを支えきれずに流れてしまうためです。
特にそげ胸になり始めの頃はバストトップにスキマを感じ、バストがしっかりカップにフィットしないためバストが下へ垂れ下がり、引き起ってしまう現象です。
バストの柔らかさがでて、下がりやすい条件が揃っているため今まで付けていたブラジャーだと合わないことがほとんどです。
そげ胸を戻すためには、まず日常使っているブラジャーのサイズを測りなおす必要があります。
しっかりバストにフィットしたブラジャーを使い続けることによって、脂肪を固定化させやすくなります。
アンダーバスト、トップバストをしっかり測ることによってシーンに合ったブラジャーを選びやすくなります。
そげ胸かな?と感じたら補正力の高いブラジャーを選ぶことが大切です。
ナイトブラは昼間ブラと違い各メーカーサイズが微妙に違うため、しっかり測る必要があります。
入浴中・入浴後、バストアップマッサージで血行促進
胸周りの血行改善には入浴中・入浴後のマッサージが効果が期待されています。
胸周りを巡る血行を改善することにより、酸素や栄養を効率的にめぐらせることが可能になるからです。
特に筋力が老化していると、カラダ全体が冷えてしまうため冷え性・腰痛・肩凝りなど不調をきたしている場合が多いです。
血行促進させることにより、冷え性や肩こりなども解消することができます。
しかし何もつけずにバストマッサージを行ってしまうと、肌に強い摩擦がおこり
肌トラブルを引き起こしてしまうため、逆効果になってしまいます。
バストマッサージをする時に、市販のバストアップクリームやオイルを使うと肌への摩擦が軽減され保湿効果や血行促進にも繋がります。
食生活を含む生活習慣の見直し
加齢で少なくなった女性ホルモンは食生活を見直すことによって、改善されることもあります。
女性ホルモンの一種であるエストロゲンとイソフラボンは似た働きを持っているため、積極的に摂っていきたい栄養素です。
また皮膚など人体を構成しているたんぱく質も積極的に摂ることで、肌のハリ・ツヤも改善が期待できます。
暴飲暴食・過度の断食を行っていると、本来カラダに必要な栄養素を摂ることができずカラダが衰えてしまいます。
イソフラボンやたんぱく質を中心に、食生活を見直すこともそげ胸改善のポイントです。
大胸筋・広背筋などを鍛える筋トレや運動を取り入れる
バスト周りの筋肉を鍛えることで、そげ胸防止・デコルテがキレイになる・猫背を含む姿勢改善・基礎代謝アップといいことずくめです♪
姿勢改善はそげ胸を含むクーパー靭帯の負担軽減にも繋がり、血行が良くなることで身体全体に血液が巡りやすくなります。
しかし筋トレは毎日行わないと効果が期待できないのでしょうか?
答えは毎日行うとバスト周りが硬くなり、バストサイズが小さくなるため行わない方がいいです。
筋トレのやりすぎは逆効果!
バストアップの筋トレの回数は2~3日に1回がベストと言われる理由は2つあります。
筋トレを頻繁に行うと、バスト周りの脂肪がエネルギーとして燃焼されてしまうため。
大胸筋の筋繊維が回復しないまま、行ってしまうと引き締め効果が弱まってしまうため。
筋トレを行い筋繊維が回復するまでに48時間(2日)は必要と言われています。
脂肪を燃焼させることは大事ですが、余分な脂肪だけ燃焼される状態になるのでかえってバストを小さくしてしまいます。
やりすぎると体を壊すことにもなるため、無理のない範囲で行うことが大切です。
そげ胸にはナイトブラ|目的別オススメナイトブラ
そげ胸対策のブラ|上部がパカパカならないブラの選び方
そげ胸になり始めると、バスト上部のボリュームがなくなりブラジャーがしっかりフィットせずカパカパしやすくなります。
バストトップにボリューム感がなくなるため、どうしても胸の上の方がなくスキマができてしまいます。
特に産前産後はバストサイズが大きく変動するため、産前使っていたブラジャーが合わなくなり
垂れ胸が悪化してしまった…という事も良くある話です。
そげ胸を改善するために、まず行ってほしいことはブラジャーのサイズを確認することが大事です。
バストサイズは一定のサイズで収まらず、サイズは前後することがほとんどです。
そのためバストがブラジャーにフィットしていないと感じたら、一度採寸してみることをオススメします。
ポイント
そげ胸になっていることによって、垂れ下がっている胸を引き上げることが目的に
ブラジャーの補正力・ホールド力など機能性を意識して選ぶことが最重要と考えられています。
流れている脂肪を引き寄せ、元の胸の位置に戻すこと・下からしっかり引き上げ支える機能が求められています。
程よい締め付け感も必要となってきますが、締め付け過ぎると血管が収縮され血行不良になりやすくなります。
そげ胸改善のためにカラダにフィットしたナイトブラを選ぶようにしましょう。
小さい胸でも付けれるおすすめナイトブラ
そげ胸は10代でも起こりうる問題です。
特に胸の成長過程の中で、適したブラジャーをつけていない、またはノーブラの期間が長いと
若くてもバストを支えることができなければ、クーパー靭帯が伸び切ってしまい自然と垂れ下がってしまいます。
バストが小さいからブラジャーに気を遣う必要はないと考える人も中にいます。
注意ポイント
しかしバストの大小にかかわらず、女性の胸にはクーパー靭帯があるため伸び切ってしまうと
バストサイズが小さいだけではなく、デコルテも痩せ細ってしまうためカラダが老けた様に見えてしまいます。
A~AAAカップを対象としたナイトブラも販売しているメーカーも多くあり
成長途中の10代のバストでも、そげ胸が気になりだす30代すぎのバストにも使えるナイトブラを紹介しています。
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年齢別|そげ胸改善ナイトブラ
そげ胸は女性ホルモンの分泌量や筋肉量が減ってくる30代以降に起きやすい現象です。
バストが下垂れしたため、バストトップが下がり全体的に脂肪が下がってしまいます。
しかし年代別に削げた胸を戻し、デコルテのボリュームアップを目指すなら
適したナイトブラを付け、適した筋トレやバストマッサージが求められます。
ここでは年齢別にそげ胸改善に適したナイトブラや垂れた胸を戻すページをご紹介します。
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まとめ
バストがしぼんたり、バストトップがしぼんだ様に感じたらそげ胸が始まっている証拠かもしれません。
そげ胸は老け胸の一種なので、若々しいバストを維持・改善するためにも生活スタイルから見直していくことをおすすめします。